イシューからはじめよ 安宅和人
日付:190310
選んだ理由:段ボールに入れていた図書から目についたため。転職活動などを行うにあたり、今後の仕事の仕方の方向性を決めるために改めて読んでみたいと感じた。
学び:自分のイシューを明確にすることが、人生の目的の発見につながる
・2つ以上の集団で決着のついていない問題
・根本にかかわる、もしくは白黒がはっきりしていない問題
個人の悩みなどは、イシューではない
P.36
プロフェッショナルとしての働き方は、労働時間が長いほどお金をもらえるという、レイバラーあるいはサラリーマン的な思想とは対極にある。働いた時間ではなくどこまで変化を起こせるか、によって対価をもらい、評価される。 p.70
答えの出せないものは良いイシューではない。
現時点で持ちうる手段により、ギリギリ答えのだせるものが良いイシューである
答えの出せない問題は、学術研究・技術開発においては大多数である
テーマ設定が極めて重要である
実現可能性(feasibility)が大事
p.75-86
現場の情報にふれることが重要、2次情報は断片でしかない
コツ② 基本情報をスキャンする
1次情報から得た感覚を持ちつつ、世の中の常識、基本的なことをある程度の塊として、MECEに、素早くスキャンする
数字:利益率など、押さえていないと話にならないような数字は必ず押さえておく
問題意識:担当者のもつ業界用語などを押さえ、会話できるようにしておく
フレームワーク:既存の枠組みを理解するため、教科書的なものや、年次レポートなどを押さえておくとよい
コツ③ 集めすぎない
集めすぎると、ある時点から情報の収集効率が極端に落ちる
知りすぎると、発想力が極端に落ちる
優秀であればあるほど、知りすぎの状態に達しやすい
知りすぎない程度のところで情報収集をやめる